[新製品] AVC-A1H デノンAVアンプの最新鋭にして最高峰、孤高のフラッグシップモデル “A1”

2 15, 2023
品名 品番 カラー 希望小売価格 JAN/EANコード 発売時期
15.4ch AVサラウンドアンプ AVC-A1H K(ブラック)
SP(プレミアムシルバー)
990,000円(税込) 0747192137496
(AVCA1HK)
0747192137502
(AVCA1HSP)
2023年3月下旬

15.4ch AVサラウンドアンプ AVC-A1Hの詳細は こちら


デノンは、15.4ch AVサラウンドアンプ「AVC-A1H」を2023年3月下旬に発売いたします。私たちは、1980年代から現在に至るまで、目を見張るような美しい映像にふさわしい、理想のサラウンドサウンドを追求し続け、エントリーモデルからハイエンドまで、幅広いラインアップを取り揃え、そして名機と称される数々の製品を生み出してきました。そのデノンのAVアンプのラインアップの中でも最上位モデルに位置付けられ、また同時にそれぞれの時代における最新かつ最高の映像・音声フォーマットを最良のクオリティで再生できるモデルにのみ与えられる型番、それが「A1」です。現代のホームシアターにおいては、8Kの高解像度とHDRによる高コントラストによって叶えられる映像美と、Dolby Atmosを始めとするイマーシブオーディオによってもたらされる異次元の没入感、これら2つの要素を最上級の体験としてユーザーへと届けることが求められています。それがデノンのフラッグシップAVアンプAVC-A1Hに課せられた使命です。


AVC-A1Hは、これまでの最上位モデル「AVC-X8500HA」やデノン創立110周年記念モデル「AVC-A110」を凌ぐ15.4chでのイマーシブオーディオ再生に対応しています。現代デノンAVアンプの最高峰に相応しいクオリティと最大260W(6Ω、1kHz、THD 10%、1ch 駆動)の大出力を備えながら、一筐体に15chものパワーアンプを搭載するという非常に困難な課題を達成するために、パワーアンプ回路をチャンネル毎に個別の基板に独立させたモノリス・コンストラクション構成を採用。チャンネル間のクロストーク、振動による音質への影響を排除することにより、チャンネルセパレーションを極限まで高め、純度の高いリアルな音場再生を実現しています。増幅素子にはHi-Fiアンプの設計思想を踏襲した大電流タイプのパワートランジスタ「Denon High Current Transistor (DHCT)」を採用。このDHCTをヒートシンク上に格子状にレイアウト、さらにヒーシンク全体をカバーする合計4mm厚の2枚の銅板によって放熱効率を高め、発熱が大きくなる大音量再生時であっても安定性の高いスピーカー駆動を実現しています。パワーアンプを2ch増やしながらも筐体サイズの拡大は奥行16mmに抑え、従来のモデルからの置き換えも容易に行うことができます。


AVC-A1Hは、アンバランス(RCA)およびバランス(XLR)のサブウーハープリアウトをそれぞれ4系統装備しています。部屋の4隅にサブウーハーを設置して、各サブウーハーに周囲のスピーカーの低域成分を割り当てることにより、従来のホームシアターでは表現しきれなかった低音の移動感も映画館さながらに再現することができます。また、バランスのサブウーハープリアウトには、フロントL/Rおよびセンターチャンネルの信号を割り当てることもでき、バランス入力を装備したパワーアンプにフロントL/Rやセンターチャンネルの音声を入力することができます。


ロスレスオーディオやイマーシブオーディオの真価を引き出し、ダビングステージに迫るサウンドをホームシアターで再現すること。このデノンのAVアンプが目指す理想を具現化するために、上級機にのみ搭載される、「D.D.S.C.-HD32」、「AL32 Processing Multi Channel」、「クロック・ジッター・リデューサー」を搭載しています。そして、すべてのデノン製品の音質チューニングを手がけるサウンドマスター山内慎一が音質担当エンジニアと共に、特に長い時間を費やしてパーツの品種や定数を検討し、プロトタイプによる入念な試聴を実施。幾度にもおよぶパーツの変更や再設計を経て、解像度や細部の情報量、リアルな音像、圧倒的なダイナミックレンジ、そして一切の制約を感じさせない空間表現力など、あらゆるファクターにおいてA1の名を冠するにふさわしいサウンドクオリティへとまとめ上げました。


AVC-A1HはDolby Atmos、DTS:X、MPEG-4 AACに加え、IMAX Enhanced、Auro-3D、およびMPEG-H 3D Audioに対応。15chのアンプを内蔵しているため、単体で6chのハイトスピーカーを含むサラウンドシステムを構築することができます。さらに、17chのスピーカーターミナルを装備しているため、8chのハイトスピーカーを接続して、再生する3Dオーディオフォーマットに合わせて自動的に切り替え、最適なスピーカーレイアウトで再生を行うことができます(※最大6chの同時再生に対応)。プリアウトは17.4chを装備しており、プリアンプと内蔵アンプを切り離す「プリアンプモード」を使用すれば、内蔵アンプの動作の影響を受けない純度の高い音声信号を外部パワーアンプに出力することができます。プリアンプモードは全チャンネルを一括で切り替えられるだけでなく、チャンネルごとに個別に設定することもできます。


AVC-A1HはHDMI 7入力/3出力の内7入力/2出力が、最大40Gbpsの8K/60Hz、4K/120Hz映像信号のパススルーに対応しているため新4K8K衛星放送や動画配信サービス、最新ゲーム機の超高精細かつ滑らかな映像美を最上級のデノンサウンドとともに存分に楽しむことができます。もちろん、ただ単に8Kに対応しているだけではなく、明るさと色の表現力を高め、映像のリアリティを向上させるHDR(ハイダイナミックレンジ)については、HDR10、Dolby Vision、HLGに加え、HDR10+やDynamic HDRにも対応。TVからのマルチチャンネルリニアPCM信号やDolby Atmos、DTS:Xなどのイマーシブオーディオ信号の入力を可能にするeARC、ゲーミング&VR体験を革新するALLM、VRR、QFTなどの最新機能もサポートし、ホームシアターにおける体験の質をかつてない高みへと引き上げます。


AVC-A1Hは、ネットワークオーディオのプラットフォーム「HEOS」を搭載しており、「Denon Homeシリーズ」のスマートスピーカーやサウンドバーなどのHEOS Built-inデバイスをシステムに追加すればワイヤレス・マルチルーム環境を簡単に構築することができます。音楽ストリーミングサービスは、ロスレスやハイレゾに対応するAmazon Music HD※1をはじめ、AWA※1、Spotify※1、SoundCloud※1に対応。また世界中のインターネットラジオ放送を楽しむこともできます。AirPlay 2にも対応しており、Apple Music※1やアプリの音声も高音質で楽しむことができます。Bluetooth®については受信と送信※2の両方に対応しており、BluetoothヘッドホンなどでTVの音声や音楽を楽しむことができます。さらにローカルネットワーク上のミュージックサーバー(PC / Mac / NASなど)やUSBメモリーに保存したDSDファイルやハイレゾ音源の再生にも対応しています。またAmazon Alexaによる音声コントロールにも対応。Denon HomeやAmazon EchoなどのAlexaが利用可能なデバイスに話しかけるだけで再生、停止、スキップ、音量の調整などの基本的な操作に加えて、Amazon Musicの楽曲から曲名やアーティスト名、年代、ジャンルなどを指定して再生することができます。また、インターネットラジオ局を音声で呼び出すこともできます。スマートフォン、タブレットでAVアンプの操作と設定ができる「Denon AVR Remote」やスマートフォンやPCのウェブブラウザで操作や設定が行える「ウェブコントロール機能」にも対応。Wi-Fiは2.4/5GHzのデュアルバンド、MIMOおよびIEEE 802.11 a/b/g/n/acに対応しており高速かつ安定した通信が可能です。


従来から高い評価を受けていた、直感的に操作できるセットアップメニューを刷新しました。テキストや画像の表示解像度を上げ、テキストの読みやすさや画像の視認性を向上。デザインもより洗練され、現代的なものへと生まれ変わりました。スピーカーの接続や設定、入力機器との接続、そしてネットワークの設定など、初期設定をテキストや画像、アニメーションで分かりやすくガイドする「セットアップアシスタント」機能もさらに分かりやすく進化しており、テレビ画面に表示される説明に沿って一つ一つ順を追って設定を進めるだけで、誰でも簡単にAVアンプの設定を行うことができます。
※1 サービスの利用には別途登録・契約や料金が必要な場合があります。
※2 AVアンプからはヘッドホンの音量を調整できません。音量調整機能付きのBluetoothヘッドホンをご利用ください。