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Denon Official Blog > Posts > 歴史をつくったロック映画たちVol.2
Category Name: ミュージック Posted Date: 2018-01-22




前回は1970年代~2000年ごろ、2000年代前半のお勧めロック映画とその見所をご紹介しましたが、今回は2000年代後半~2010年代編です。

前回はブログ記事こちら



■2000年代後半~2010年代のロック映画 


そして2010年代。ミュージシャンが主人公になったのは2000年代と同じなのですが、2010年前後からロック映画にちょっとした変化がおきました。

それは登場人物が、ただ単に演奏するだけでなく「音楽を作る」ことにこだわりを持ちはじめたということです。

言ってみれば、ロック映画は「ファンの時代」「ミュージシャンの時代」を経て、「クリエイターの時代」へと入ったのです。



 

「ONCE ダブリンの街角で」2007年 アイルランド
監督:ジョン・カーニー
出演:グレン・ハンサード、マルケタ・イルグロヴァ


その先駆けともいえるのがアイルランド映画の「ONCE ダブリンの街角で」。

ダブリンのストリートミュージシャンの「男」が、貸しスタジオで自らのオリジナル曲を録音するまでを描いた作品です。


「男」と、録音に協力するチェコ移民の美しい「女」との控えめな恋愛が並行して描かれます。

音楽が誕生する瞬間の描写はまるで生命の誕生のような崇高さがあり、低予算で作られながらも、数々の映画賞の受賞や興行的な成功をおさめました。


「男」を演じている俳優も「女」を演じる女優も実際にプロのミュージシャンで、一緒に音楽活動をしながら映画のなかと同じく恋愛をし、そして別れるという、物語と真実の境目が曖昧になるような不思議なエピソードも付随しています。



 

「はじまりのうた」2013年 米
監督:ジョン・カーニー
出演:キーラ・ナイトレイ、マーク・ラファロ、ヘイリー・スタインフェルド、アダム・レヴィーン


「ONCE ダブリンの街角で」で成功を収めたジョン・カーニー監督が、舞台をニューヨークに移して制作したのが「はじまりのうた」です。

イギリス人のグレタが、全盛期を過ぎた音楽プロデューサーのダンと出会って才能を見出され、音楽を作り上げていくストーリー。


資金もレコード会社の後ろ盾もない二人は、知り合いのミュージシャンたちの協力のもと、ニューヨークのストリートでゲリラ的に演奏して曲を録音していきます。
スクリーンの中に音楽を作り上げる喜びがキラキラと満ちあふれ、オリジナル楽曲の素晴らしさもあいまって、涙が自然とあふれてくるような素晴らしい作品に仕上がっています。


主人公グレタを演じるのは女優キーラ・ナイトレイ。本物のミュージシャンにもひけをとらない素晴らしい歌声を披露してくれています。

ダンの娘のバイオレット(ヘイリー・スタインフェルド)が披露するギターソロも、下手とか巧いとかに関係なく感動的。


グレタの別れたボーイフレンドを演じるのはなんとマルーン5のアダム・レヴィーン。

彼の歌声はこの映画のもうひとつの魅力となっています。



 


「シング・ストリート 未来へのうた」2016年 アイルランド
監督:ジョン・カーニー
出演:フェルディア・ウォルシュ=ピーロ、ルーシー・ボイントン、ジャック・レイナー


ジョン・カーニー監督のロック映画三部作(と勝手に名付けますが)の第三弾。

今度の主人公は1985年のダブリンに暮らす高校生、監督自身の自伝的な作品だと言われています。


好きになった女の子に気に入られるために、友人を誘ってバンドを結成する主人公のコナー。

ほんの思いつきではじめたバンドですが、コナーは音楽の世界にどんどん引き込まれ、演奏するだけでなく次から次へと曲を自作するようになります。


コナーの兄ブレンダン(ジャック・レイナー)は無職の引きこもりですが、「ロックンロールとはリスクである」「オリジナルをやらない限り女にはモテない」など数々の名言を吐きながら弟を鼓舞。

この兄が映画のもうひとりの主人公であるといっても過言ではありません。


「ザ・キュアー」など1980年代に活躍したバンドの名曲が全編に流れるほか、主人公たちが演奏するオリジナル曲も素晴らしく、この映画のサントラ盤も絶対に欲しくなります。



 


「WE ARE YOUR FRIENDS ウィー・アー・ユア・フレンズ」 2015年 米
監督:マックス・ジョゼフ
出演:ザック・エフロン、エミリー・ラタコウスキー、ウェス・ベントリー


EDM全盛の2010年代半ばに生まれた映画「WE ARE YOUR FRIENDS ウィー・アー・ユア・フレンズ」の主人公がめざしているのは、世界的なDJになること。

「DJはノートパソコン一台、多少の才能と、たった一曲あればいい」そんなキャッチコピーで始まるこの物語も、音楽を作ることが大きなテーマとなっています。


もはや音楽の創作において楽器の演奏は必要条件ではなく、パソコンにインストールされた音楽制作ソフトが、若者たちの主戦場になっているのです。
ラストシーンのフェスで超満員の会場をたったひとりで熱狂させる高揚感を、観ている私たちも味わうことができます。


「ハイスクール・ミュージカル」や「ヘアスプレー」など音楽をテーマにしたミュージカル映画でキャリアを積み、この春公開の新作ミュージカル「グレイテスト・ショーマン」にも出演している俳優ザック・エフロンが、スターへの第一歩を踏み出したDJを熱演しています。



 


「ピッチパーフェクト2」 2015年 米
監督:エリザベス・バンクス
出演:アナ・ケンドリック、レベル・ウィルソン、ヘイリー・スタインフェルド、ブリタニー・スノウ


この映画の登場人物たちも楽器は演奏しません。主人公たちが所属するのは大学の女性アカペラチームだからです。

歴代のヒット曲をリミックスして見事なアカペラに仕上げることがゴールだったシリーズ第一作ももちろんいいですが、続編の本作では新入部員のエミリーが曲を作りステージに導入するという、アカペラ界の掟破りともいえる「オリジナル」を巡ってストーリーが展開します。


このエミリーを演じるのがヘイリー・スタインフェルド。

そう、「はじまりのうた」で素晴らしいギターソロを披露してくれたあの若手女優です。


ジャック・ブラックのようにロックな雰囲気を持った俳優として、今後もさまざまなロック映画を盛り上げてくれるのではないかと期待大です。
「ピッチ・パーフェクト2」は大ヒットした前作をさらに上回る興行収入を稼ぎ出しました。


2017年12月には米国で「ピッチ・パーフェクト3」も公開。パート3の日本公開は2018年春ではないかと言われています。

駆け足でふり返ったロック映画の歴史。もちろん名作・秀作は他にもたくさんあります。


皆さんのお気に入りのロック映画はどんな作品でしょうか。

いまでは往年の名作もどんどんBlu-rayディスクとなって、ライブシーンの音響も迫力アップしています。


Dolby Atmos、DTS:X、Auro-3Dなど今話題のイマーシブサウンドでロック映画の歴史を、ぜひデノンのホームシアターシステムで辿ってみてください。


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(Denon Official Blog 編集部 Y)

Picture Placeholder: Seiko Fukushima
Seiko Fukushima posted to 歴史をつくったロック映画たちVol.2 2018/01/22 23:31
 

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