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Denon Official Blog > Posts > DCD-SX11開発者インタビュー PART2
Category Name: 製品の魅力 Posted Date: 2015-12-11

 



フラッグッシップモデルDCD-SX1に続く新世代のスーパーオーディオCDプレーヤー、 DCD-SX11が発売となりました。

その設計思想やコンセプトについて、 2人の開発者にインタビューしました。

Part2はDACやアナログ波再現技術「Advanced AL32 Processing Plus」、 そして開発時の苦労などについてうかがいました。



プリメインアンプ DCD-SX11 

360,000 円(税抜) NEW 

製品の詳しい紹介につきましてはこちらをご覧ください。



DCD-SX11設計担当 グローバル プロダクト ディベロップメント プロダクト エンジニアリング 

出口昌利 



DCD-SX11設計担当 グローバル プロダクト ディベロップメント ソフトウェア エンジニアリング 

小柳智久 


前回「DCD-SX11開発者インタビュー PART1」からの続き 


■DCD-SX11は今回ゼロからの開発ということで ソフトウェア開発も一年中仕事だったそうですが、どんな苦労があったのでしょうか。


小柳:基本的にはソフトウェアは制御の世界なんですが、 そこで完成度が低いと音質以前に音が出ないわけです。

特に開発の初期、実はトレイの開閉制御が難しかったんです。


最初はとにかくトレイが出てくるスピードがメチャクチャ速くて、 ディスクを出そうとすると、全速力でトレイが出てきて、 毎回ディスクがバーンと飛び出してしまうんです。(笑)。

それを修正するのに意外と時間がかかったり。


また入力系もCDだけではなく、デジタルの再生フォーマットが たくさんありますので、プログラムの制御のタイミングが悪いと 切り換えによるポップノイズという破裂音が出てしまうのです。

これも何度も発生して修正するのにずいぶん時間がかかりました。






■デジタルの再生フォーマットが多いということですがDCD-SX11はUSB-DACも新規開発ですね。


出口: フラッグシップモデルのDCD-SX1で搭載したUSB-DACもありましたが、 ハイレゾのフォーマットもどんどん進化していますので、 最新のフォーマットを押さえたいということで 11.2MHz DSDや384kHz/32bit PCMの再生に対応することにし、 新規開発としました。


またそれに対応してデノン独自のデータ補間アルゴリズムである Advanced AL32 Processorも384kHzにまで拡張させ、 同時に演算も見直した「Advanced AL32 Processing Plus」を搭載しました。





■PCM 384kHzもの高解像度でもアナログ波再現技術は必要なのでしょうか。


出口:Advanced AL32 Processing Plusはデジタルフィルターとしての役割も果たしています。

一般的なFIRフィルターよりもシャープにフィルタリングできますので、 高解像度とはいえデジタルである波形を、 それによってアナログの原波形に近づけることができます。


■アルファプロセッサーがある/なしでは、音はかなり違うのでしょうか。


出口:静寂、静けさの表現、また低域の太さ、その静寂からの音の立ち上がりの鋭さ、 さらに破裂音や勢いの良さ、キレの良さ、音楽の勢い。


そういった部分の表現が明らかに違います。

アルファプロセッサーが、デノンらしい 音の要になっているとも言えるでしょう。





■ちなみに出口さんが苦労したのはどんな点でしたか。


出口:私の場合はDCD-SX11の開発全体を見なくてはなりませんでしたので、 小柳らのソフトウェアの進捗を見ながら、同時にハードの評価試験をするなど、 様々なものを常にパラレルにやりながら、DCD-SX11をデノンのHi-Fiとして 誇れる完成度にまで持っていくのが大変でした。


また、設計だけが進めばいいのではなく、後工程での 生産部門のことも見ていなくてはいけません。

ですから結局終わりに行けば行くほどキツくなってきて、 最後のあたりは全員が全力で駆け抜けるしかなかった。


そんな1年間でしたね。

終盤はスケジュールがタイトで誰も欠けられないから、風邪なんか引けなかったですね(笑)。





■最後に、開発者としてDCD-SX11のどんなところに注目してほしいですか。


小柳:DCD-SX11はいろんなソースに対応していますので、 DAC機能だけを見ても、いろいろな音源が楽しめると思います。


ハイレゾ音源もUSBメモリーに入れて DCD-SX11のUSB端子に差すだけで楽しめますし、 ハイレゾデータをディスクに書き込んでそれを再生することもできます。

CDにこだわらず、ぜひいろんな音源で楽しんでいただきたいと思います。


出口:私もDAC機能にはとても可能性を感じています。

実際に私もやっていますが、たとえばテレビですね。


テレビの光出力からDCD-SX11のデジタル入力につないで、 Hi-Fiオーディオで聴くと、テレビの音声に これだけの情報量が入っていたのかと驚きます。

CDだけでなくそういう楽しみ方もしていただけると思います。


それとデザイン面ではトレイ周辺の造形の美しさも注目していただきたいところです。

私としてはコストが高いので辛かったのですが(笑) デザイナーがこだわり抜いた部分です。





DCD-SX11はこの先10年以上使用できる程の余裕がもてる性能、スペックを実現しています。

まずは、店頭でその音や操作感、デザインや質感を実際に確かめていただきたいと思います。


特に音としては空間表現が今までのデノン製品よりも長けていると思いますので、 ぜひ聴き慣れた音源でその表現力を味わっていただきたいですね。

ぜひ試聴用のCDや音楽ファイルをお持ちになって聴いてみてください。





(Denon Official Blog 編集部 I)

Picture Placeholder: Seiko Fukushima
Seiko Fukushima posted to DCD-SX11開発者インタビュー PART2 2015/12/11 21:29
 

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