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Denon Official Blog > Posts > 【無人島CD】このアルバムがなかったら、今の自分はなかった。
Category Name: ミュージック Posted Date: 2014-11-25



今回は新入社員のR.Hが担当いたします。

この企画のお話を頂いてから、自宅のCDとレコードたちを眺めて随分と長い時間悩みました。


あまりにも決められずにいたので部屋で一人「無人島ならナイフとか水とか持ってかせてくれよ・・・なんで音楽ソフトなんだよ・・・」と、

企画を根底から覆すようなことを思ったりもしましたが、

最終的には「自分にとって一番大事な作品にしよう!」とシンプルな決断を下すことにしました。


そこで選んだ作品は「オアシス」のファーストアルバム「オアシス(Definitely Maybe)」です。


ルー・リードが「もし俺がロックンロールをラジオで聴いていなかったら、この星の上に人生なんてものがあるかどうかわからなかっただろう」

と言っていたのと同じ様に、このアルバムがなかったら

「今の自分はなかった」「今の仕事を希望していなかった」と言っても過言ではない程重要なアルバムです。


オアシスは、実の兄弟であるノエル・ギャラガーとリアム・ギャラガーによる90年代のイギリスを代表するロックバンドです。

デビュー以来、CDのトータルセールスは7000万枚を超え「現代のビートルズ」とも称される伝説の存在となりました。
私が彼らに出会ったのは14歳の時。

世の中の14歳がそうであるように、私も例に漏れず思春期と反抗期街道まっしぐらでした。


「何にも縛られたくない!」といった衝動から「自分は一体何者なんだ・・・」という一生かけても答えが出ない疑問まで、

とにかくありとあらゆるモヤモヤを抱えていたある日、聴いていたラジオから偶然に流れる

“Tonight I'm a rock'n'roll star”(今夜俺はロックンロールスターだ)という歌詞と旋律が私の心を掴みました。


その曲の入ったアルバムこそ、今回ご紹介する「オアシス(Definitely Maybe)」です。

マンチェスターの労働者階級出身の彼らのアルバムには

「シケた毎日にはうんざりだ」「俺は街を出るぞ」「マシな暮らしを」といったメッセージが散りばめられていました。


「デートスポットはスーパーのフードコートくらいしかない」というとんでもない田舎で

毎日ルサンチマンを溜め込んでいた当時の私は、それらのメッセージにシンパシーを覚え、

ノエルが生み出すサウンドと、リアムの芯のあるボーカルに一瞬で心酔しました。


ギャラガー兄弟はやたら素行が悪く、兄弟喧嘩や暴力沙汰で有名です。

しかし、一見傍若無人に見える二人によって描き出される世界観に、不思議と傲慢さは感じませんでした。

彼らもまたワーキングクラスという自分たちの境遇や当時のイギリスの社会情勢にやるせなさや寂寥を感じていたのだと思うと、

紡ぎだされる歌詞の数々は同じように鬱屈していた自分に宛てられているように感じました。


ギャラガー兄弟に感化された直後、すぐにエレキギターを買い、バンド活動に明け暮れ学生時代を過ごしました。

結果的に今日に到るまで、人生の多くの時間を音楽に費やしました。それは今の自分の仕事を選んだ理由にも繋がっています。


「オアシス(Definitely Maybe)」が発売されたのは1994年です。

当時私は3歳で、ロックンロールのロの字も知りません。

それでも時を経てCDを再生することであたかもその時代を生きていたかのように彼らに出会い、

同じように感動できるのだと考えると、音楽ソフトと再生機器というのは、人類最高の発明だと思います。


オアシスのファーストアルバムは私に音楽の素晴らしさを教えてくれ、

結果としてこの業界に入るきっかけにもなったかけがえのない一枚です。

ということで、無人島に持っていく程大事な一枚は「オアシス(Definitely Maybe)」でした。

今年は発売から20周年ということで、様々なキャンペーンやリマスター盤が発売されています。


もし店頭で見かける機会がありましたら、ぜひ試聴してみてください。

おすすめです。



アーティスト名:オアシス
アルバム・タイトル:オアシス(Definitely Maybe)
ワーナーミュージックジャパン

Picture Placeholder: Kumiko Tachi
Kumiko Tachi posted to 【無人島CD】このアルバムがなかったら、今の自分はなかった。 2014/11/25 23:02
 

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