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Denon Official Blog > Posts > 超初心者のための「スピーカーって何?」Part.2
Category Name: 製品の魅力 Posted Date: 2014-06-24

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超初心者シリーズ「スピーカーって何」のPart.2は、スピーカーのセッティングについて。


スピーカーは音楽信号を人間の耳に聞こえるように空気の振動に変換するものですから、スピーカーと耳との位置関係は非常に重要なポイントとなります。

どんなに素晴らしい能力を持ったスピーカーを使っていても、セッティングが悪ければ十分に活かすことはできません。


●スピーカーのセッティングは正三角形

ステレオ再生では、左チャンネル(L)と右チャンネル(R)の2つのスピーカーをセッティングします。

その場合、音楽を聴く場所(リスニングポイント)とスピーカー位置の関係は一般的には正三角形にすると言われています。

Dblogスクリーンショット 2014-06-24 9.30.082014.jpg

「正三角形」の位置とは、上から見るとこんな位置関係になります。

この場合左右のスピーカーからの音がちょうどいいバランスで耳に届きますので、

アーティストやエンジニアが意図した通りのサウンドを、自然な広がりのあるステレオ感で聴くことができます。


では、左右のスピーカーの位置が近すぎると、どう聴こえるのでしょうか。

Dblogスクリーンショット 2014-06-24 9.29.522014-2.jpg

左右のスピーカーが近接しているためステレオ感が少なくなり、音がセンターに集中してモノラルに近くなります。

音の密度感やエネルギー感が上がったように感じられる反面、

アーティストやエンジニアが意図した自然な音の広がりは損なわれます。


この場合、スピーカーを少し外に振り向ける事で音が広がるようになりますので、気になっている方は調整してみてください。


では逆に左右のスピーカーの位置が遠い場合は、どう聴こえるでしょうか。

Dblogスクリーンショット 2014-06-24 9.30.432014.jpg

左右のスピーカーが離れているため、音は大きく広がったように聴こえますが、センターの音像が希薄になってしまいます。

これを音の「中抜け」といいます。

センターにはボーカルやメロディ楽器などの音楽で最も重要な役割のパートはセンターに定位されています。

それらがしっかり聞こえない音楽再生は単に不正確な再生というだけでなく、

音楽的な価値を欠損したサウンドになってしまう可能性があります。


この場合、スピーカーを少し内側に向けると、センターの音像が定位しやすくなります。

こちらも気になる方は調整してみてください。


●スピーカーの高さは耳の位置で

次にスピーカーを設置する高さについてご説明しましょう。意外にも見落としがちなポイントです。

音楽にはベースやバスドラムなどの低音域、歌やメロディ楽器が活躍する中音域、

シンバルや、エレキギターのソロなどの高音域があります。スピーカーで音楽を再生した場合、音域によって音の広がり方が異なります。


Dblogスクリーンショット 2014-06-23 20.59.312014-2.jpg

これはスピーカーを横から見た図です。

音は高域ほどスピーカーから前へ真っ直ぐ進んでいく性格がありますが(これを指向性といいます)。

低くなるにしたがって音は広い範囲に拡散し、いちばん低音域ではスピーカーの後ろ側も含めて広い範囲に音が伝わります。


Dblogスクリーンショット 2014-06-24 9.31.292014-2.jpg

ですから、バランスのいい音質で音楽を聴くためには、上の図のように耳の高さでスピーカーを設置するのがベストです。

前回、ご説明した複数のスピーカーユニットが搭載されたマルチWayスピーカーの場合は、

ツイーターの位置が耳の高さにくるように設置しましょう。


小型のスピーカーなどの場合は、スピーカースタンドや、ちょうどいい高さの棚などを利用して耳の高さに設置するのが望ましいですね。

壁面にスピーカーを設置するためのスピーカーブラケットというアクセサリーもあります。



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デノン スピーカースタンド  ASS-80


ところで、床に置く事を前提とした大型のスピーカーではなく、棚などに置く用の小さいスピーカーを床置きで設置した場合、どんな音になるでしょうか。


Dblogスクリーンショット 2014-06-24 12.14.102014-2.jpg

この図のように高音域は耳より下を素通りしてしまうため、実際に耳に届くのは低音や中音ばかりとなってしまいます。

そのためサウンドはメリハリのないモコモコしたものとなり、明瞭度がありません。

しかも床置きではスピーカーが床面に近接していますので、低音が床面に反射しやすい状況となります。


反射した音は直接耳に届く音よりタイミングが遅れますので、ズレた低音が耳に届くことになり、

よりいっそう音は不明瞭になります。

どうしても下に置かなくてはならない場合は、スペーサーなどを使用して、

スピーカーを少し上に向けることで、音の明瞭度が改善できます。


逆に高い位置に置いたらどうでしょうか。


Dblogスクリーンショット 2014-06-24 9.33.412014-2.jpg

スピーカーを高い位置にセットすると、音は遠くに届きやすくなり、どこにいても聴こえやすくなります。

駅や教室のスピーカーが高い場所に設置されている理由もそこにあります。

しかし、ご覧のように高域は頭上を通り抜けてしまいますので、やはり耳に届くのは中域や低域のみとなりやすくなります。

また床面の時と同様に天井での音の反射も気になります。


こちらも、スピーカーを下に向ける事で改善を期待できますが、設置の面でスピーカーが落下しないように十分にお気をつけください。



というわけで、スピーカーの設置のポイントは「上から見たら正三角形」「高さは耳の位置」の2点です。


ご自宅のスピーカーの位置も、ちょっと直してみるだけで、いまよりずっといい音になるでしょう。

環境に合わせたベストなスピーカーセッティングを探してみるのもオーディオの一つの楽しみかもしれませんね。

この機会に、ご自宅のスピーカーのセッティングを確認してみてはいかがでしょうか。



 (Denon Official Blog 編集部I)

Picture Placeholder: Kumiko Tachi
Kumiko Tachi posted to 超初心者のための「スピーカーって何?」Part.2 2014/06/24 0:38
 

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