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Denon Official Blog > Posts > Classicシリーズオーバーイヤーヘッドホンの実力
Category Name: 製品の魅力 Posted Date: 2014-01-30

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前回に引き続き、すでに多くの方から高い評価をいただいている「Classic」シリーズから、オーバーイヤーヘッドホンをご紹介します。

その中から、今回はお求めやすい価格帯のAH-D310と上位のモデルであるAH-D1100の2モデルをピックアップしてみました。


今回はピアノトリオwith ストリングスの構成でレコーディングされたジャズピアニスト南博のアルバム「Touches &Velvets」の1曲目に収録されている

ビル・エバンスの名曲「B Minor Waltz」を試聴ながら、この2モデルの印象をご紹介したいと思います。


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アーティスト名:南博

アルバム・タイトル:Touches & Velvets ~Quiet Dream

East Works Entertainment


まずはAH-D310から。


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AH-D310は艶のあるハウジングがカジュアル感を出している、スタイリッシュなヘッドホンです。

153g(コード含まず)という軽量で、ヘッドバンドの形状も工夫されているため、とても自然な装着感。縫製されたイヤーパッドの感触も良いです。

またハウジングが回転式で平らになるので、収納性が良く持ち運びのときもバッグの中でかさばりません。


さて肝心の音ですが、さすが、大口径42mmドライバーユニットだけあってよく鳴ります。

南博の「B Minor Waltz」では、水墨画のような静謐なピアノのイントロに続いてメロディが始まる瞬間ウッドベースとストリングスが入ってきますが、

そのウッドベースのピチカートの低音が、ズシッと充実感のある音色で再生されます。


また中盤でチェロの中低音がメロディを奏でる部分があるのですが、そのチェロの音の張りと艶やかさも素晴らしいもの。

カジュアルで使いやすいヘッドホンなのに、音に妥協がないところはデノンならではといえるでしょう。


ちなみに「B Minor Waltz」というタイトルは、日本語で言えば、 “ロ短調のワルツ”という素っ気ないものですが、

この曲のオリジナルには「For Ellaine」という素敵な副題があります。

調べてみるとEllaineとは作曲者ビル・エバンスの奥様の名前でした。

そのビル・エバンスのオリジナルの演奏(名盤 You Must Believe In Springに収録)を聴くと、悲しみに満ちた、美しい嘆きのように感じます。


実は、この曲はEllaineが自殺した後に作られたものでした。

方、南博の演奏はゴージャスなストリングスをふんだんにフィーチャーした耽美的な仕上がり。決して通俗的な甘さに流されることなく、

悲しみを昇華した先にある優しさと、大人の軽やかさを感じさせます。



次にご紹介するのは、AH-D1100です。


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高級感ある艶消しシルバーのヘッドバンドが特長のAH-D1100は「Classic」シリーズのオーバーイヤーヘッドホンの上位モデル。

イヤーパッドは低反発クッションを採用した3次元縫製の密閉型で、着け心地も快適。シルバーとブラックのコントラストがグレードを感じさせます。

こちらもハウジングは回転折りたたみ式で収納性に優れており、ポーチも付属しているので持ち運びにも便利です。


ドライバーユニットはネオジウムマグネット採用の大口径50mm。

ハウジングの容量を大きくとるなど、徹底した高音質設計となっています。では南博の「B Minor Waltz」を再生してみましょう。


まず詩的なイントロのピアノの音色に透明感があります。これは高域がバランス良く再生されているからでしょう。

そしてメロディに入った瞬間のベースやストリングスが鳴ると、急に視界が開けたように、レンジの広い音の世界が展開されます。

楽器の音に奥行きがあり、立体的な音場が感じられます。


特に緻密に再生されるのが、ドラムのブラシワーク。ブラシで叩いたハイハットの美しい金属音が、澄んだ音で明瞭に鳴っています。

木製のバイオリンが奏でる高く伸びのある澄んだ音と、金属製のハイハットのキラキラと輝くような高音。

高音域の中でも、音の質感の違いがリアルに表現されおり、そこだけを注意して聴いていても、飽きることがありません。


ちなみにこの演奏のドラマーは、キューバ人のオラシオ”エル・ネグロ”エルナンデス。

最近の渡辺香津美ニュー・エレクトリック・トリオにもリチャード・ボナ(b)とともに参加し、驚異的なテクニックを披露して大人気。

まさに現代ジャズを代表するスーパードラマーですが、この曲では、普段は超人的な技術を見せつけるオラシオとは思えないほど

非常に繊細で柔らかいドラミングを聴かせます。


粋でありながら、同時にピアノやストリングスを輝かせる包容力を持ったドラムワーク。

いや、これはもう、さすがとしか言いようがありません。この静謐なバラードでの絶品なブラシワークを、

ぜひAH-D1100でご堪能いただければと思います。


DblogDSC047952010.jpg

「Classic」シリーズオーバーイヤーヘッドホン

AH-D310
AH-D1100



 (Denon Official Blog 編集部 I)

Picture Placeholder: Kumiko Tachi
Kumiko Tachi posted to Classicシリーズオーバーイヤーヘッドホンの実力 2014/01/30 20:15
 

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