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Denon Official Blog > Posts > 日野皓正インタビュー・アウトテイク#2 Talkin’ Bout The Next Step Of Music
Category Name: ミュージック Posted Date: 2013-10-29

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前回までのインタビューはこちら


●先ほどの「いつもニュートラルでいたい」というお話について、もうちょっとうかがっていいですか。


■最近、音楽を通じて自分が言いたいことを伝えているんじゃなくて、

上から降りてくるメッセージをこの身を使って届けているだけなんだなって思ってる。
たとえばみんなステージの前にはナーバスになるけど、それはエゴがあるからだよね。「上手く吹きたい」とか「失敗したらカッコわるいよな」とか。

でもエゴがなければ緊張しない。

僕はステージに出るまで、いつも楽屋でジョークを飛ばして大笑いしてるし「あと5分です」って言われるころにはアクビしてる(笑)。

自分では気がつかないけどね。たぶんすごくリラックスしてるからだと思う。あとはステージに出たら最初に必要な音を吹くだけ。

そうしたらピアノもドラムもそれに応えてくれて、そこから会話が始まってくる。

若いころはみんなそうだと思うけど演奏していて「ここで練習したあのフレーズを吹こう」とかって思ったら最悪だね。

ピアノもベースもそんな話はしていないから、それじゃぁ会話にならない。


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●以前日野さんのインタビューで、アート・ブレイキーに

「ヒノ、お前はステージで自分を証明する必要はないんだぞ」と言われたという話を読んだことがあります。

今の話を聞いていると、日野さんはもう境地に近い気がします。


■いや。自分じゃ今「ニュートラルでいたい」って言ってるけど、ステージにでて5分ぐらいすると、もうヒノを証明している自分がいるわけ(笑)。

だから、まだまだ。だいたい「ニュートラルでいたい」って言うこと自体が、もう「無の境地」じゃないからね。

でもギンギンに色気があるミュージシャンよりはエゴはないから、そのぶん、パワーが出せて、そのパワーが使えるようになってきたと思う。


今後、どんな音楽を作っていきたいと思いますか。


■藤城清治さんっていう影絵作家の方がいて、例の岩手の奇跡の一本松などを描いてるんだけど、その花や空の色がものすごくきれい。

その絵を見たときに思ったんだけど、次に行くところはビートでもなければコードでもなくて、ただの「色」かなと思った。
「色」があって、それを演奏する人が理解しながら演奏したら、それが理想かな。曲を書くとかそういうことじゃなくて、色。

人間の夢とか深みが音になって、それが全員同調して、いきなり演奏するだけで深くて、涙を誘うような音楽。

それができたら、もう最高だなと思っている。

まあ、一生かかってもできるかどうか、っていうものだとは思うけど。


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Photograph

TOMOYA TAKESHITA


MUSIC MANIAC LAB.


日野皓正 - Unity -h factor-

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品番 : DHCY-18 

形態 : CD / 配信

リリース元 : J LAND / dj honda RECORDINGS INC.

アルバム参加アーティスト /日野皓正 (tp), coba (acc), MASAKI (vln), 横田明紀男 (g), マサ小浜 (g), 加藤一平 (g) , 石井彰 (pf), 

日野 JINO 賢二 (eb/vo), 須川崇志 (ab), 田中徳崇 (ds), dj honda (dj)

Picture Placeholder: Kumiko Tachi
Kumiko Tachi posted to 日野皓正インタビュー・アウトテイク#2 Talkin’ Bout The Next Step Of Music 2013/10/29 0:15
 

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