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Denon Official Blog > Posts > 私のオーディオ道 第2回 営業部 U 「私にとって音楽はその時代の機器で聴くのがベスト。80年代の音楽が大好きだから、当時のオーディオ機器を収集した」
Category Name: ミュージック Posted Date: 2013-09-05
オーディオ機器メーカーで働く人の音楽観や使用機器に興味はありませんか? 

その疑問にお答えする連載「私のオーディオ道」第2回は、1983年生まれなのに「80年代の音楽が好きで、往年のデノンの銘機を収集した」というUさんにインタビューしました。

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●Uさんは入社時に「オーディオに相当詳しいヤツが来た!」と話題になったと聞いています。そんなにオーディオにハマったきっかけは?

U:オーディオマニアだった父の影響です。父は結婚するまで、給料の大半をオーディオ機器とギターに注ぎ込んでいたほどのマニアでした。
家には、単品の機器を組み合わせたオーディオシステムが置いてありまして、アンプとCDプレーヤーがデノン製でした。

当時はデンオンでしたね。
初めて触れた本格的なオーディオがデノンの音だったので、それが私にとっての音楽の出発点であり、基準となりました。

それ以来デノンのオーディオ機器をメインに使ってきました。

デノンの音は「中域が太くて、低域が厚い。そして音に広がりと温かみがあって自然に聞こえる」と感じています。
その特徴は、私が子どもだった20年前から根幹は変わっていません。
この会社に入ったのは、就職活動中に足を運んだ合同会社説明会にデノンが参加していたことがきっかけです。
デノンのブースでいろいろオーディオ話をしたのは覚えているのですが、気が付いたら入社していた感じでして……。

●子どものころは、どのように音楽を楽しんでいたのですか?

U:小学生のころは小さなCDラジカセで音楽を聴きながら父のオーディオシステムを憧れの目で見ていました。
当然ですが父のオーディオシステムはCDラジカセの音質とは次元が違っていましたし、

見た目もコンポがどーんと並んでいる姿は存在感がありますよね。
子どもごころに「すごいものがあるなあ」と思いながら、父の横で一緒に聴いていたのをよく覚えています。
小学生の高学年になると父の目を盗んで、自分でCDをかけたりしていましたね。

●その後のオーディオ遍歴を教えてください。

U:中学生になると「好きなときに聴きたい」とミニコンポを買ってもらいました。
その後、高校に入って誕生日プレゼントにおねだりしたのはデノンのMDレコーダーDMD-800でした。それが単品コンポの始まりでした。
今はプレーヤーにプレイリスト機能がついていることが多いのでもうやっている方は少ないと思いますが、

当時はCDやレコードから好きな曲をカセットにダビングして、マイベストを作るのが流行っていました。

ちょうどカセットの代替としてMDが普及していたのですが、「カセットテープよりMDのほうが簡単で、音がいい」と聞いて、
当時持っていた自分のミニコンポに加えてMDレコーダーも欲しくなったのです。

DMD-800はまた別の年の誕生日にプレゼントに買ってもらったのですが、事前に何度も何度も池袋の電器店に足を運んで、

カタログを漁ったり試聴したりして夢中になって選んだのを今でも覚えています。

いろいろ検討した結果、やはりデノンの製品を選びました。
そのうち持っていたミニコンポのCD部分が壊れてしまったので、部活の合間を縫って年賀状配達のバイトで貯めたお金で

初めて自分でデノンのCDプレーヤーDCD-755を買いました。

●これまでどんな曲を聴いていたのですか?

U:小学生のころからCHAGE and ASKAが好きでした。もちろん今でも好きなんですが。
そこから始まって、山下達郎、小田和正 松任谷由実と80年代の日本のポップスに広がっていきました。
その後ラジオの深夜番組を聴くようになり、80年代の洋楽にはまるようになりました。そしてまたその流れで、

ビートルズ、ポール・マッカートニー(ウイングス)、
ドゥービー・ブラザーズと70年代、60年代へと広がっていきました。一番好きな洋楽はポリスの「見つめていたい」ですね。

でも当時はモーニング娘。が人気絶頂の時代でしたから、流行に敏感な同級生とは音楽の話があまり合わなくて……。
今でもですが、音楽の話は10?20歳年上の人と盛り上がるんですよね。
大学浪人時代は、予備校にジャズ好きな先生がいて、「頭が良くなる音楽」と教えられたのがフォープレイでした。

またまたその流れでフォープレイのメンバーがソロでやっている音楽も聴くようになり……

と私の場合、なにかひとつ好きな音楽ができると、そこから発展して広がっていくのがパターンですね。
就職してからはクラッシックも聴くようになりました。

●現在使っているオーディオ機器を教えてください。

U:「楽曲は、その楽曲が録音された当時のオーディオ機器、メディアで聴くのがベスト」というのが私の考えです。

たとえば80年代の音楽はレコードで聴くと、音圧感がいいと思うんです。
それは、CDでリマスター盤が出たとしても、まったく同じではありません。

つまりレコードのほうが、80年代のアーティストが「こういう音で聴いてほしい」と思って作った音に近いのではないかと。
だから私は、その当時のオーディオ機器、メディアで再現したいと思うんです。

そこで80 年代の曲が好きな私が、中古オーディオショップを探し回って、ひとつひとつ揃えて完成させたのがこのセットです。

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右上はプリメインアンプのPMA-S1
1993年に発売されたデノンの超銘機と呼ばれているアンプで、

マニアの間では「鳴らさなくてもいい。置いておくだけでもう十分」といわれているほどのものです。
ショップで試聴したとき「音の広がり、厚み、滑らかさは今まで聞いた中で最高だ」と思いました。
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上段中央は同じくデノンの銘機、CDプレーヤーのDCD-S1
知り合いから譲ってもらいました。この2つの組み合わせは素晴らしいものです。

この部屋は6畳のフローリングで、音響環境は決して良くはないんです。
それでも、「これは他の機器とはクラスが違う」と感じる音を出してくれます。
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左上にあるのはレコードプレーヤーのDP-790
カートリッジ(レコード針)は、今でも販売しているDL-103を取り付けています。
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中段の右は、以前使っていたCDプレーヤーでDCD-S10Ⅲ
中央はCDレコーダーのCDR-1000
左はMDレコーダーのDMD-1550。高校のとき買ったMDレコーダーの後継上位モデルです。
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下段の黒いのはカセットデッキ。ジャンクで購入したものですが、フルオーバーホールしたので活躍しています。
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スピーカーは、B&Wのconcept90です。

●CDレコーダー、MDレコーダー、カセットテープレコーダーと録音機器が多いですが、どういう使い分けをしているんですか?

U:どれも活用しているので、明確に使い分けしているわけではないんです。
使い分けているとすれば、CDレコーダーはCD化されていないレコードをデジタル化するのに使っています。
MDはもちろんマイベストをつくることは今でもしていますが、

どちらかというと高校時代から蓄積してきた100枚を超えるライブラリを楽しむのに使っています。
あと、カセットテープはまだまだ現役です、本当に。

カセットは確かにノイズが多いのですが、調整次第でいい音が出るので、とても面白いです。

クローム(ハイポジション)、メタルといったテープ素材の違いやメーカーの違いでも音質が違ってきますし。
カセットテープやMDをイジるのは、いかにもオーディオ機器で遊んでいる感じがして、楽しいですよ。
カセットの問題はメディアがもう販売されていないことです。

今、お店で新品で手に入るのは主に会議などの記録用のものばかりで、音楽録音には向いていないんです。
それで中古ショップを回って未使用の古いカセットテープを買いだめしています。

今は200本以上あるんじゃないかな。そのストックを使って、カセットへの録音を楽しんでいるんです。

●Uさんにとって「オーディオの追求」とは、どういうことですか?

U:うーん、難しいですが、あえて言うなら「正座して楽しむ」ということですかね。

最近では小さいデバイスに膨大な音楽を入れて好きなときに好きな場所で聴く、という音楽の楽しみ方が主流になってきたように思います。

それはもちろん便利だしいいと思うのですが、一方で「そういう聴き方だけでいいの?」とも思っています。
私たちが聴いている音楽は、どれも作曲者、演奏者、歌い手などの制作サイドが苦しみ抜いて作っているはずなんです。

ですから私たち音楽を楽しむ側の人間も、ときには正座して音楽と正面から向き合うような聴き方をしたほうがよいのではないかと。

なんとなくですが、小学生のころからそう感じていました。私がオーディオ機器にこだわるのは、そんな理由です。

●Uさんのオーディオセットは完成形ですよね。これから発展させる計画はありますか?

U:オーディオ機器に関してはもう満足しています。これからは機器ではなく、アクセサリーを充実させたいと思っています。

たとえばケーブル。
ケーブルは購入前に試聴することができないんです。自分のオーディオ機器につないでみて初めて音の変化を知ることができます。

今までもいろいろなケーブルを買っては試しているんですが。
当たりもあり、時にははずれもあり、ケーブルによってかなり音が変わって面白いですね。奥深い世界です。

●Uさんのオーディオ道はどこまでも終わりのない、エンドレスな道なんですね。
ところで先日Uさん愛用のDCD-S1の流れを汲むCDプレーヤーDCD-SX1が発表されました。それについてはどう思いますか?

U:古い音源を聴くにはその当時の機器、メディアがベストという信念を持っているので、

現在の音源を聴くには今の機器がベストだと思っています。
私は残念ながらまだ試聴したことはないのですが(取材日時点)、たとえば最近注目のハイレゾ音源なんかはぜひDCD-SX1で聴いてみたいですね。

Uさん、ありがとうございました。
さて、今後もいろいろなオーディオ道を紹介していきます。乞うご期待!


新製品DCD-SX1スペシャルサイトはこちら

【Uさんの使用機器】
MDレコーダー:DMD-800
CDプレーヤー:DCD-755

【Uさんの現在の使用機器】
アンプ:PMA-S1
CDプレーヤー:DCD-S1
CDプレーヤー:DCD-S10Ⅲ
CDレコーダー:CDR-1000
MDレコーダー:DMD-1550
レコードプレーヤー(ターンテーブル):DP-790
カートリッジ(レコード針):DL-103
S1シリーズ
スピーカー:B&W concept90


 (Denon Official Blog 編集部O)

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AP Team posted to 私のオーディオ道 第2回 営業部 U 「私にとって音楽はその時代の機器で聴くのがベスト。80年代の音楽が大好きだから、当時のオーディオ機器を収集した」 2013/09/05 4:01
 

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